たまっていくペットボトル

理屈と膏薬はどこへでも付く

【ガジェット】レノボの画面が曲がるノートPC

wired.jp

気になるガジェット。

レノボYoga Book with Windows(物理キーボードがないやつです)を持っていたのですが、これも気になります。レノボはビジネス向けのPCのイメージが強いですが、こういう実験的なガジェットも割と出してきますね。

価格次第ですが、発売されたら購入してしまうかもしれません。実用的なノートPCとしてというより、遊び用の端末として持ち歩いて使ってみたいです。

【読了】センスメイキング

センスメイキング

センスメイキング

 
自然科学的な見方や考え方だけでなく、人文科学的な視点で考えることも大切だよね、ということを主張している一冊です。最近の人文科学が軽視されがちな風潮に異を唱えるというコンセプトなのかなと思われます。
 
数値化は現実場面を抽象化して記録したものですし、言語化も記号としての特性や粒度が違うだけで抽象化という意味では対して変わらないと思いますので、個人的には自然科学と人文科学を二項対立的に取り上げることにあまり意味を感じていないのですが、そう扱う方が分かりやすいのだろうなと感じました(私見ですが、数学は言語の一種だと思いますし、プログラミング言語などはまさに言語そのものなので、対立させる意味がよく分かっていません)。
 
個人的に面白かったのは、後半の方でいくつか紹介されていた、文脈を重視した問題解決の事例でした。自然科学とか人文科学とかの括りではなく、丁寧に物事を捉えて多面的に考えていくことが、成功確率を高めるのだろうなと思いました。

【読了】Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学

Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学

Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学

  • 作者: ケン・シーガル
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2012/07/31
  • メディア: Kindle
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     2012年の本ですが、今更ながら読み終えました。
     
    シンプルであることに固執し、それをやり遂げることが大切であることをスティーブ・ジョブズのエピソードを交えながら説いた内容となっています。各エピソードはそれぞれ読み応えもあり、面白いものでしたが、後半になるにつれ、やや冗長に感じられる部分もありました。Amazonのレビューにもありましたが、シンプルを説く本でありながら、その本自体がシンプルでない、というジレンマがある感じですね。
     
    何かに迷ったときに「シンプルであること」に立ち返って考えて行動してみる、というのは、単純だけれどよい方法なのかなと思います。 

続・少しずつ再開します

2016年11月に「少しずつ再開します」と書いておきながら、何の投稿をすることもなく2年半ほどが経過しました。再度、少しずつ再開します、と宣言してみます。今回は有言実行できるといいなと思います。

広く読んでもらいたいというようなブログではありませんが、文章を書く習慣を身につけたいので、不定期にだらだらと続けいきたいところです。

少しずつ再開します

気がつけば2年あまり放置していたこちらのブログ。

「たまっていくペットボトル」というタイトル通り、取るに足らないような文章を積み重ねていくつもりだったのですが、別に文章を書く場があったり、忙しさにかまけたりしてなかなか更新ができませんでした。

急に頻度が上がることはないと思いますが、ぼちぼち更新していきたいと思います。

【雑感】組織の価値観を変えるためには


個人のレベルで共感できるCSVを組織レベルの価値観に変えるには | DHBR編集長ブログ|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

CSV(Creating Shared Value)、2011年に提唱されたとありますが、言葉としてはそれ以前から存在していたように思います(記憶違いかもしれませんが)。最近では見かけることも多くなってきていて、一般的な言葉として浸透してきつつあるような印象ですね。

記事によると、個人のレベルで共感できるCSVを組織レベルの価値観に変えるには「ビジネス書的処方箋だけでは不十分」「キーになるのはヒーローをつくること」とのことで、要はカリスマと成功ケースを作ることが一番手っ取り早い方法、ということなのでしょうね。

机上の理屈や理想論は実務上の有益性に乏しく、変化を促すためには、そういったものよりも、力業でもよいので結果を見せることが重要、ということなのでしょう。実務的には納得できる面もあります。

【雑感】昆虫関連の2つの記事に思うこと


ジャポニカ学習帳から昆虫が消えた 教師ら「不快」→苦渋の決断 - withnews(ウィズニュース)

自分に都合の悪いものはなくしてしまえ、という発想が意識しないうちに当然となっているのであれば、かなり恐いなと思います。昆虫の写真は2012年から使われていないそうですが、そのうち「花の写真も気持ち悪がる人がいるからダメだ」みたいなことになっていくかもしれませんね。

一方で、以下のような記事もあるようです。


虫嫌いのママも納得 昆虫と仲良く暮らす秘訣 :日本経済新聞

2013年9月の記事ですが、こちらを見ると、最初の記事は、意識して煽っているようにも読めます。最初の記事が載っているニュースサイトは双方向性が売りのようで、話題になって欲しいというのがあるでしょうから、割り引いて読む必要がありそうです。

どちらにしても、行き過ぎや過剰な反応が招く弊害は大きいのではないかと思います。